ラフマニノフ 《ヴォカリーズ》(ピアノ独奏)

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楽曲の解説

【原題】Vocalise Op.34-14
【作曲】セルゲイ・ラフマニノフ
【作詞】
【アーティスト】

ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフによって1912年に作曲された声楽曲です。「ヴォカリーズ」とは歌詞のない歌のことで、通常「アー」などの母音で歌われます。その性格から器楽曲としてもさまざまな編曲がなされており、ピアノ独奏、フルート、チェロ、ヴァイオリンなどでよく演奏されます。

ラフマニノフ独特の息の長い旋律が特徴で、流れるように美しいメロディーは彼の最高傑作の一つです。和声の美しさも特筆もので、バロック的な要素も感じられます。

元が歌曲であるためラフマニノフ自身によるピアノ編曲はありません。さまざまな編曲者によってピアノ編曲されていますが、複数声部の交錯が非常に複雑で演奏は困難を極めます。この楽譜では複数声部を極力排し、メロディーと和音の単純な構成になるように編曲しています。繰り返しは省略しました。初級者でも弾けることを目指しましたが、最終的には中級レベルになってしまいました。

楽譜

【楽譜のタイプ】ピアノソロ譜

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楽譜サンプル動画 (YouTube)

楽譜をそのまま自動演奏したサンプルを試聴できます。音楽的なニュアンスは再現されません。

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