オンラインヘルプを開くなど、アプリケーションからブラウザを立ち上げたいことはよくあります。これもVCLには専用の関数などは用意されていませんが、Windows APIを呼び出すことにより簡単に実行できます。ブラウザを立ち上げるにはWindows APIのShellExecute関数を使用します。
ShellExecute( NULL, "open", "https://www.logical-arts.jp/", // ここにURLを指定 NULL, NULL, SW_SHOWNORMAL );
引数の多い関数ですが、第3引数にURLを渡しさえすれば、あとは上記のままで構いません。第2引数の"open"はNULLでもOKです。第6引数のSW_SHOWNORMALはウィンドウを通常のサイズで開いてアクティブにするという意味です。
この関数を実行すると、既定のブラウザが起動して指定したURLを表示します。