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ICONIA TAB A500 文鎮化からの復帰方法

投稿日:2014年3月13日 更新日:

お恥ずかしい話ですが、ICONIA TAB A500にAndroid 4.3.1を入れようとして失敗、文鎮化をやらかしてしまいました(汗)。電源を入れると画面の左上に"Secure boot: image LNX checksum fail!"という赤い文字列が表示されたままウンともスンとも動きません。音量-キーを押しながら電源を入れてリカバリーモードに入ろうとしても同じで、完全に制御不能な状態に陥りました。いわゆる「詰んだ」状態で、さすがにもうダメだとあきらめかけました。

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しかし世の中そう簡単にあきらめてはいけません(笑)。ネットを検索すれば文鎮化から復帰させた報告がいろいろ見つかります。もちろん英語の情報が多いので何かと大変ですが、復元の手段はあるらしいことがわかっただけでも進歩です。

どうやらCPUIDというものがわかっていれば、PBJ20upgrade.exeというソフトを使って復帰させることは可能であることがわかりました。幸いなことに、事前にバックアップを取っていたため、そのフォルダの中にCPUIDを書き込んだテキストファイルがあったのです。これはまさに不幸中の幸いでした。これがなければさすがにどうにもなりません。CPUIDというのは、たぶんコマンドプロントからadb deviceを実行したときに表示される数字の先頭に0を付けた16桁の数字と同じだと思います。万が一のためにどこかに控えておくことをおすすめします。

復元にあたって必要なものは、とりあえずroot-3.2.1-V4.7zをダウンロードすることです。今のところまだリンクは存在していますが、いつなくなるかわかりません。例によって広告が紛らわしいですが、騙されないようにクリックして下さい。(^^; 500MBもある大きなファイルなのでかなり時間がかかります。気長に待ちましょう。

このファイルは7zipで圧縮されていますので、7zipを展開できるソフトを探してきて下さい。アーカイブを展開するとPBJ20upgrade.exeというプログラムがあるので、これを実行すればよいのですが、右クリックして「管理者として実行」することを忘れないで下さい。そうしないと動きません。

ソフトが起動したら「A500をまだ接続するな」という旨のメッセージが表示されるので、この時点ではまだ接続してはいけません。OKを押すと最初に言語を選択する画面が出てくるのでJapaneseを選んだ後、「次へ」をどんどんクリックしていくと、A500の接続待ち画面になります。ここでいったん手を止めて、約5分そのまま放置します。すると裏手順を説明したダイアログが現れます。

その説明の通りにすればよいのですが、まずA500の電源を切って下さい。そしてA500のUSBコネクタの横にある小さい穴(リセットボタン)にピンの先などを突っ込んで押します。クリックの感触があるまでかなり深く押さないと押せてませんので気をつけて下さい。そしてリセットボタンを押さえたままで電源ボタンを約3秒間押し続けて離した後、約1秒待ってからリセットボタンを離します。

これをやっても画面は真っ暗なままなので何も起こっていないように見えますが、実はAPXというモードで動作しているらしいです。この状態でUSBケーブルをつなぎ、PCと接続します。そしてOKボタンを押すと、タスクトレイに「デバイスドライバをインストール中」というメッセージが表示されるはずです。これが出れば動いている証拠です。もし出なかったらたぶん電源がちゃんと入ってませんので、手順をやり直して下さい。

あとは画面に進行状況が表示されるので、ただ待つだけです。約10分近くかかります。途中で再起動がかかりますが、慌てずにそのまま待ちましょう。すべて完了したらA500の画面にPASSの大きな文字が表示されるはずです。この後、自動的にリブートがかかって無事Android 3.2.1が立ち上がります。やってみればあっけないほど簡単でした。

もうダメかとあきらめたA500が復活したのはうれしかったのですが、また元のAndroid 3.2.1に戻ってしまいましたので、一度Android 4.2.2を経験した後ではまどこっろしくて使えません(笑)。カスタムROMを焼くためにはもう一度root化をやらなければならないのですが、どういうわけか前にやった方法ではうまく行きませんでした。音量-キーを押しながら電源を入れてupdate.zipをインストールしようとしてもリカバリーが立ち上がってできません。

しかし、この方法で復帰させると初めからリカバリーが入っているのですね。もともとrootを取る目的はカスタムROMを焼くためのリカバリーを入れることですから、それがすでに入っているのならroot化する必要はないわけです。ただし、復元したときに入っているリカバリーはv1.5の古いものなので、最近のROMを焼くことができません。Android 4.2などを入れるためにはv1.8.1にアップデートする必要があります。

最新のリカバリーはTegraOwnersのサイトからダウンロードできますが、問題はこれもまたv1.5ではインストールできないのですね。Install from zip fileをやっても途中まで進んだように見えますが、そこからまったく動かなくなります。つまりv1.5から直接v1.8.1にアップデートすることはできないのですね。そこで古いバージョンから段階的にアップデートすればできるのでは?と考えました。

現在TegraOwnersのサイトから一つ前のv1.7.3がダウンロードできますので、試しにこれをインストールしてみたところ、今度はうまく行きました! その後もう一度リカバリーモードに入ると今度は新しいv1.7.3に変わっています。そしてこのv1.7.3から改めてv1.8.1をインストールしてみると、またうまく行きました! これでめでたく最新のv1.8.1にアップデートできたわけです。

v1.8.1のリカバリーさえあれば、あとはAndroid 4.2もAndroid 4.3も普通の方法で焼くことができます。今はAndroid 4.3.1を入れて使っています。さらに動作が機敏になったような気がします。A500はまだまだ不滅ですね。(笑)

とにかく、文鎮化しても簡単にはあきらめちゃいけないということを知りました。A500はCPUIDさえあれば、よほどのことがない限り文鎮化しても復帰が可能ですので、心強いです。

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