C++Builder XE3 Update1が無償リリースされ、ついにC++Builderでも64bit開発が可能になりました。当方ではまだOSを64bit化していないので動作検証はできないのですが、ビルド自体は可能です。しかし、「プロジェクト マネージャ」で「ターゲット プラットフォーム」にWin64を追加してビルドしようとしても、「パッケージ インポートが見つかりません」というエラーが発生して進めませんでした。
どうやら従来の32bitだけの環境からアップデートすると、パス情報がそのまま残っているため、インクルードやライブラリが見つからないといった事態になるようです。「ツール」→「オプション」メニューを開いて、「C++オプション」の「パスとディレクトリ」を追加することにより対処できます。設定方法については、embarcaderoのサイトに詳しく解説されていましたので、その通りパスを追加すれば無事ビルドすることができました。一行ずつ追加しなければならないので、かなり面倒ではありましたが・・